多頭飼いについて

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こんにちは。アンベルソのライターの蓮です。今回は「犬の多頭飼いについて」ご紹介します。多頭飼いに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

はじめに

私はトイプードルを多頭飼いしています。トイプードルを多頭飼いしていると「沢山の犬に囲まれて楽しいでしょ」、「お世話とかが大変でしょ」など言われます。答えは、「はいそうです」。多頭飼いを人に進めるか?と質問されれば「はい、お勧めします」。

私が多頭飼いをするときに覚悟があったのかと言われると正直にいうとありませんでした。ただ、多頭飼いをしていて本当に良かったと感じます。嫌な出来事も吹っ切れるきっかけになったり、精神的に助けられたり、癒されたりと本当に救われます。

特に多頭飼いをしていてよかったと感じたことは、2年前に虹の橋を渡ってしまった長女犬のことで、生まれて初めてといっていいくらいの悲しさがこみ上げてきました。しかし、残された2匹がいたことで何とか気持ちを振り絞り今の私が存在しています。

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 多頭飼いについてよくある質問

  • 犬種は同じほうがいいの?

拘る必要はないと思います。我が家のように同じ犬種の多頭飼いもあれば、別犬種を多頭飼いされている方も多いです。

  •  性別は?

拘る必要はないと思います。犬の子供を望んでいない場合は、去勢または避妊手術を受けさせていたほうがいいと思います。

  •  どれぐらいの年齢が離れていたらいいの?

拘る必要はないと思います。年齢が近くても、離れていても、相性が合えば仲良くできます。仔犬を多頭飼いするとお世話が大変かもしれません。

  •  相性は?

犬種、性別、年齢よりも相性が一番大事だと思います。相性がよければ何事もうまくいきます。先住犬の性格に合わせる必要があります。

  •  経済的負担は?

フード、医療費、消耗品、グッズ、旅行時の宿泊等1匹の時に比べて必要な費用が増えます。

  •  多頭飼いって大変?

大変か?大変じゃないか?の二択しかないのであれば答えとしては大変です。しかし、慣れます。

 

多頭飼いを始めたきっかけ

トイプードルのメス3匹の年齢は、長女犬は2006年5月6日生まれ、次女犬は2006年10月3日生まれ、三女犬は2007年4月10日生まれとそれぞれ6カ月ずつ離れています。

性格を一言でいうと、マイペースなアプリコット色の長女犬、身体が一番大きいが気が弱いレッド色の次女犬、やんちゃで無邪気なシルバー色の三女犬と身体の大きさや毛の色も異なっていますが、我が家で姉妹として暮らしていました。

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まず、犬を飼うというきっかけは私が病気になり、肉体的な負荷があり精神的に不安定だったため少しでも精神的な不安定を緩和させるきっかけがあればと犬を飼うことを進められました。そして迎えたのが長女犬でした。不安定な精神が徐々に癒されていくことが目に見えてわかるようになりました。それから半年後、次女犬を迎え、さらに三女犬を迎えることとなり家族として暮らし始めました。

 

犬同士の関係性は飼主次第

我が家で優先したことは「犬同士の上下関係をはっきりさせること」でした。

最初は長女犬がやきもちを焼いて次女犬をいじめることもありましたが、何をするにも長女犬を最優先に行うことで次女犬との関係も良好になりました。

おやつをあげる時、名前を呼ぶ時、抱っこする時など順位をつける必要なものすべてのことにおいて長女犬を優先的にすることを務めました。

三女犬が我が家でやってきたときは、長女犬が三女犬をしつけてくれました。

 

多頭飼いの生活

平日は、仕事へ行くために犬達だけで長時間のお留守番をさせています。

長時間お留守番をするためにご飯をしっかり食べさせ、排泄物の場所の確保、お留守番をする場所の掃除、健康チェックをしながらの身なりのお手入れをスピーディーにこなしています。

よって、平日はバタバタしています。

スケジュールとしては、朝起きて、犬のご飯、飼主たちのご飯、家事をこなし、出勤支度後、出勤となりなります。そして、帰宅後、犬のご飯、飼主のご飯、家事をこなし、散歩、寝る前の支度をし、就寝となります。

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休日になると少し時間の余裕がある分、平日ではできないことをまとめてこなしています。それは、散歩は朝に行く、シャンプーをする、犬のご飯をまとめて作り冷凍をするようにしています。特に、犬のご飯は休日にまとめて作っていると平日がとても楽になります。

また、動物病院へ行ったり、サロンへのトリミング依頼、ドッグランに遊びに行ったりも休日に行くようにしています。

多頭飼いを始めてからこのスケジュールで10年ほど経ちました。今では、日常になるため身体も慣れてきましたが、最初の方は、要領がつかめない分、疲れが溜まってしまいました。自分の中のルール変更を何度も加えることでものすごく楽になりました。

一番のルール変更は、犬達の命に関わること以外は完ぺきを求めないということです。

例えば、部屋の掃除を毎日から一日おきにするとか、残業や飲み会の日の夜は散歩を休むなど自分に甘くすることで何事も長続きをするようになりました。

犬達のケアとしては、平日には長時間一緒に過ごすことができない分、休日は一緒にお出かけをしたり、散歩を長時間行くようにしたりと一緒に過ごす時間を設けることにしています。

また、家事やお世話など一人で抱えるのではなく家族の協力も大切です。我が家では、私が中心に犬達のお世話をしていますが、家族には家事は分担してもらっています。

 

さいごに

多頭飼いをしたことで日々忙しいと感じますが、充実した日常を過ごすことが出来ます。自分の気持ちの弱さや強さ、感じたこともない感情が生まれてきます。辛いこともありますが、その分、幸せに感じることもたくさんあります。今までよりも自由時間は減ってしまいますが、その分、犬達が健康に過ごせていることや日々平和に暮らせていることを感じることができてとても幸せです。

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ライタープロフィール

蓮(レン)と申します。2年前までは三匹のメストイプードルと暮らしていました。9歳で糖尿病を患い、虹の橋を渡ってしまいました。現在は、11歳の腰痛持ちトイプードルと、10歳の脳炎療養中トイプードルと暮らしています。日々の暮らしの中で、我が家のトイプードルたちと楽しく暮らせるよう飼主として精進しています。

 

 

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アンベルソ
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