犬の睡眠とベッドについて

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ベッドは犬にとって睡眠や休息を取る大切なスペースです。愛犬の健康のためにもベッドについて考えてみましょう。

想像より長い犬の睡眠時間

初めて愛犬と自宅で過ごした時のこと覚えていますか?こんなに寝てばかりで大丈夫なの!?と心配になった方も多いかと思います。

犬の睡眠時間の平均は12時間~15時間と言われています。個体差はありますが、若年であれば短くなり、シニア期であれば20時間弱寝ている場合もあります。

睡眠時間はストレスにも関係があり、10時間以下の場合は強いストレスを感じていると言われています。人も睡眠不足だとイライラしたり仕事でミスをしたり、悪循環に陥ることが多くなりますよね。犬も同じ事が考えられ、睡眠不足の状態だと気持ちが落ち着かず、いたずらや粗相も多くなり、コミュニケーションも上手に取れません。また長期にわたり睡眠時間が短い場合、免疫力の低下が心配され、病気になりやすいというリスクも出てきます。

しっかりとした睡眠とバランスのとれた食事、適度な運動が心身とも健康に保つ為の大切なポイントです。


睡眠時間が短い場合

愛犬の睡眠時間が明らかに短い場合、どんな理由があるでしょうか。主に考えられるのは犬が安心して眠れる環境ではない場合や体調不良があげられます。

  • 近隣の工事などで、車の往来や騒音がする
  • 引っ越しなどで生活環境が変化した
  • ほかの同居動物や家族構成の変化
  • ベッドの位置が移動した
  • 皮膚トラブルで痒みを我慢できない
  • 消化器系の病気で下痢や嘔吐が止まらない

これらが原因の場合、環境の改善や体調が回復することで睡眠不足が解決されることが期待できます。

シニア期に入り、認知症などが原因で昼夜逆転し、睡眠時間が短くなる場合があります。その場合、日中に数回に分けた散歩をし、外気に触れるようにして脳に刺激を与えるようにすると効果が見込めます。また夜に覚醒するなど、心理的不安から発生する異常行動の場合、飼い主の近くで眠るようにしたり、飼い主さんの服やタオルなど匂いのあるものを傍に置くことで不安が解消され、安眠を取ることが出来ます。


犬の睡眠レベル

犬にも人と同じ睡眠レベルが5段階あるのはご存知でしたか?犬の長い睡眠時間はこれだけの種類が組み合わさって出来ています。

<レム睡眠>

とても眠りの浅い状態です。犬の睡眠の20%程度を占めています。見た目は眠っているように感じますが、脳は目が覚めている状態に近く覚醒しています。夢を見ていることが多く、歩行しているように脚を動かしたり、しっぽをバタバタさせることもあります。

<1~2段階目のノンレム睡眠>

主に仮眠をしている状態です。犬の睡眠の60%程度を占めています。身の危険を感じたら、すぐに対応出来るように休んでいます。犬の睡眠は、この状態の時間が非常に長く取られています。

<3~4段階目のノンレム睡眠>

もっとも深い眠りをさします。常に外敵に気を巡らせている状態から、脳が完全に休息される少ない時間です。心身のバランスを保つためにも欠かせません。安心できる環境でなければこのような深い眠りは訪れません。


安心できる環境づくり

外部に対して常に気を張っている状態ではリラックスすることは出来ません。ただ眠るだけの場所ではなく、犬にとって安心で快適に過ごせる専用の場所を作りましょう。

<快適な寝床とは>

  • サークルやケージを用いて専用のスペースを確立させる
  • 直射日光が当たらない様にする
  • エアコンやヒーターの風が直接あたらないようにする
  • 敷物等は定期的に洗い、清潔を保つ
  • 温度や湿度を適切に保つ
  • 成長に合わせてサイズを変更する

部屋の日照や室温は季節によって変動が変動します。留守番をさせることが多いご家庭の場合、夏の室温の上昇やエアコンでの冷え過ぎに気を付けましょう。


犬専用ベッドの必要性

犬専用のベッドは必要なのでしょうか。ベッドと健康には大きな関係がありました。

<休息スペースを確保できる>

犬自身がリラックスして休息できるスペースが作れます。留守番をしてもらう時、お気に入りの専用のスペースがあれば安心して過ごすことが出来ます。また旅行での宿泊先などに持って行けば、自分の指定席が出来る為、緊張することなく過ごすことが出来ます。

<身体への負担を軽減出来る>

人も簡易ベッドや固い床で寝ると、疲れが取れるどころか、逆に肩こりや腰痛を引き起こしますが、これは犬も同様です。そして身体に合わない場所で過ごし続けると、休息のつもりが身体に負担をかけていることがあります。特定の場所を長時間圧迫されると、血の巡りが悪くなる危険も。特にシニア期は気を付けましょう。

<体温調節が出来る>

犬によって暑さ寒さの耐性はそれぞれです。特に寒がりの犬の場合、温かい機能が付いたベッドで暖を取ってあげましょう。


ベッド選びのポイント

先にあげた通り、犬は非常に長い時間睡眠をとる動物です。また、シニア期になれば食事や排泄など生活のすべてがベッドになる場合も考えられます。安心してくつろげることはもちろん、機能的にも優れたものを選ぶことが重要となります。

<ベッドのサイズ>

大き目が良いでしょう。若く健康な時は、丸くなり脚を曲げて寝ることが出来ます。しかし、シニア期や寝たきりの状態になってしまうと脚を伸ばして寝ることが増えます。愛犬が窮屈な思いをしないよう、ジャストサイズよりも大き目のゆったりサイズを選ぶようにしましょう。

<清潔を保てるか>

毎日使うベッドですから、カバーが脱着可能なタイプや丸洗いが出来る洗濯可能なベッドを選ぶことは必須です。パピー期やシニア期はトイレでの排泄に失敗して粗相も多くなりがちです。また、病気や怪我などでシャンプーが長期的に出来ない場合もあります。頻繁にカバーやマットレスを汚してしまう恐れがある場合は、速乾性の優れた素材のものが良いでしょう。

<高反発のマットレス>

マットレスの素材には低反発と高反発があり、人が使用する場合でもどちらを選択すべきか悩まれると思います。睡眠時間が多い犬の場合、高反発のものが良いでしょう。

【低反発の特徴】

低反発のマットレスは柔らかく、体のラインに沿って深く沈みます。フィット感は優れていますが、沈みすぎて動き辛いことからシニア期は寝返りが困難になることも。同じ向きばかりで寝ていると、血流が悪くなり床づれの原因にもなります。また素材の性質上、寒い時期には硬くなってしまいます。

【高反発の特徴】

高反発のマットレスは反発力が高い為、楽に寝返りをうつことが出来ます。また、体重を体の一部に集中して掛けるのではなく、優れた体圧分散により体全体均一に掛ける比率が高い為、負担が非常に少なくなります。そして構造上、通気性が良く出来ており、じめじめした季節もサッパリと過ごせます。


ベッドを使用する場合の注意点

愛犬の成長過程によってベッドのタイプも変えましょう。例えば安心感があって枕替わりにもなる四方の縁が高く盛り上がっているタイプは、シニア期には避けフラットタイプの方が良い場合があります。

清潔を保つために洗濯が欠かせませんが、ペットの衣料用洗剤の香りに注意しましょう。犬の嗅覚の強さとベッドに接している時間を考えると僅かな香りもストレスになります。

多頭飼いをしている場合は、犬それぞれにベッドを与え、休息が取れるようにしましょう。


まとめ

誕生日やギフトシーズンに買い替える機会が多いベッド。睡眠は健康と長生きに大いに関係があります。より良い睡眠が取れるよう、愛犬にぴったり合うベッドを選んであげたいですね。

次回「犬とベッドのお話」はこちら>


プロフィール

アキバツマコ。元保護犬のフレンチ・ブルドッグのムギ(9歳♀)を家族総出で溺愛中。これから本格的に迎えるシニア期に向けて勉強中です!

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