犬の自律神経について

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すっかり秋になり過ごしやすい気候になりましたね。でも、ペットがこの季節の変わり目に何となく不調になったりしていませんか?それは自律神経が関係しているかもしれません。今回は犬の自律神経についてお話したいと思います。

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1. 知っているようで知らない自律神経って?

自律神経とは意思とは無関係に自動的に動く神経のことを指します。血液を循環させること、心臓を動かすこと、呼吸、消化、排泄など生きる為に必要な体の動きを担っているのです。

全身に巡っている自律神経は交感神経副交感神経とうい正反対の二種類がバランス良く動くことで心身の健康状態を維持しています。

<交感神経>

分泌腺・血管・内臓などをつかさどっている神経。呼吸・心拍・血流・体温の調整など全身の活動力を高める働きをします。目が覚めている時、興奮している時に働くため「昼の神経」とも呼ばれます。

<副交感神経>

消化機能をつかさどっている神経。胃液の量や腸の活動を調整しています。内臓や消化器官をリラックスさせ、栄養を吸収する働きをします。交感神経と真逆で緊張がほぐれた時、眠っている時に働くため「夜の神経」とも呼ばれます。

片方の神経だけが働くものではありません。この二つの神経が、その時々にバランス良く保たれている状態が健康な状態なのです。不規則な生活、習慣や何らかのストレスからバランスを崩し、体に様々な不調が現れることを自律神経失調症と呼びます。この症状は人間だけでなく、犬にも起こる可能性があります。


2. 犬の自律神経失調症とは

愛犬がなんとなく元気がない様子が続き、病院で精密検査を受けてみても特に体の異常はなく、ストレスなどによる自律神経の乱れが原因と診断される場合があります。これは人間の場合も同様のケースがあると思います。その場合、生活を見直して原因を見極める必要があります。

<症状>

  • 全体的に元気がない
  • 食欲不振
  • 便秘・嘔吐など消化不良
  • 口臭がきつく感じる
  • ドライアイ
  • 瞳孔が常に開いている
  • 腹部の張り
  • 不整脈
  • 呼吸困難

これらのように細胞、臓器、内分泌気管など様々な悪影響を及ぼします。


3. 自律神経が乱れる季節

季節が自律神経に影響を及ぼす場合があります。

<天候や季節の変わり目と自律神経の関係>

日本の四季、季節の変化は豊かで素晴らしいものですが、自律神経には悪影響を及ぼす恐れがあります。気温が変化すると動物は体内のバランスを取って、一定に保とうとする習性があります。寒さで身体が震えたり、暑さでハァハァと舌を出すのも体温を一定に保とうと自律神経が血圧や血流を調整しているからです。

<気圧変動と自律神経の関係>

寒暖差が激しくなる春と秋は、気圧の変動とあいまって、自律神経のバランスを崩しやすい季節です。気圧が上がったり下がったりすると、耳の奥にある内耳が変動を感知します。この内耳には、前庭や三半規管など体のバランスを保つ気管が集まっている部分です。ここで感じ取った気圧低下などの情報が脳に伝達され、それによって自律神経はストレス反応を起こし、交感神経が興奮状態になってしまいます。その結果、めまいや血圧の上昇、心拍の乱れなどの症状が現れるのです。

本来は自律神経の機能によってバランスを保ち、気候の変動などには順応するように身体は作られています。しかし、生活のリズムが崩れていたり、何らかの不具合があると、そのバランスを保てなくなります。そしてその結果、気圧の変動に順応できない身体になってしまうのです。

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4. ストレスが自律神経を乱す

ストレスは自律神経のバランスに大きく影響します。そして自律神経のバランスに乱れが生じると、体のいろいろな場所に不調があらわれる場合があります。ストレスは人間社会だけに起こることではありません。ストレスとは、外部からの様々なストレッサーと言われる、心理的、感情的、環境的、物理的、科学的な物による負荷や刺激により引き起こされます。

  • 心理的、感情的に引き起こされるストレス(気候、不眠、過労、騒音)
  • 環境的、物理的(不安、恐怖、生活環境)
  • 科学的(薬品、食品添加物)

 5. 東日本大震災で起きた自律神経失調症

2011年に起きた東日本大震災ではストレスが原因と思われる様々な症状が報告され、ペットの自律神経失調症というニュースも流れました。

<震災後に見られたペットの変化>

  • 音に敏感になった
  • 留守番が出来なくなる
  • ケージやサークルに入らなくなった
  • 食欲不振
  • 消化不良
  • 分離不安

これらはペットの恐怖や不安、そしてストレスによるものと思われます。災害時には人間と同じように神経質になります。いつも以上に気を配り、ペットが発信するシグナルを察知出来るように注意を払いましょう


6. 自律神経の乱れによる影響

<基礎代謝の低下>

自律神経が乱れると基礎代謝が低下する場合もあります。基礎代謝とは、生きて行くために必要な最低限のエネルギーのことをいいます。基礎代謝率が高い場合、太りにくい体質と言われています。同じ犬種が同じような環境で生活したとしても、基礎代謝の差で体格に差が出る場合があります。痩せづらい、肥満気味の場合は何らかの原因により、自律神経の機能が低下し、基礎代謝能力が落ちている可能性があります。

<免疫力の低下>

免疫力とは、病原菌や汚染物質など有害なものから身体を守り、健康を保つために備わっているバリア機能です。そして免疫を担っているのが白血球で、主にリンパ球と顆粒球(かりゅうきゅう)の2種類で構成されています。この2種類のバランスが取れている状態が、最も病気にかかりにくい健康な状態となります。そして、これらは自律神経によってバランスを保たれているのです。


7. 基礎代謝と免疫力の向上

基礎代謝を上げることにより、自然に免疫力も向上します。基礎代謝と免疫力は深く関係しています。そして、その両方に関係しているのが体温です

犬の体温をご存知でしょうか。犬の平熱は個体差がありますが、小型犬は37.5~38.5℃、大型犬の場合にはそれよりも1℃くらい高めになります。毎日の散歩など適度な運動をしている時は、体温が上昇し血行が良くなります。体内の細胞に栄養や酸素が送られ、基礎代謝が上がります。同時に免疫を担っている白血球が巡回することにより、免疫力も高まるのです。しかし、逆に冬は外の寒さで冷え切ってしまうと、免疫力が下がり体調を崩しやすくなります。外飼いをしている場合、老犬や寒さに弱い小型犬は非常に注意が必要になります。

<体の表面だけでなく、体内の血行にまで働きかける電気磁気ユニット>

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8. 自律神経を整える生活

自律神経を整えることは、病気の予防にも繋がり、心身の健康を保つ為にも非常に大切です。もし愛犬が病気ではないけれど何だか不調だな…と感じたら、生活環境をもう一度見直してみましょう。老犬や持病をもっている場合は、自律神経の機能が低下している場合がありますので特に注意してあげましょう。

  • 規則正しい生活をする
  • 日光浴を心がける
  • 安眠できる環境を作る
  • 適度な運動をする
  • スキンシップや一緒に遊ぶ時間を持つ
  • 快適な温度と湿度を保つ

犬は飼い主さんの心理状態に影響を受けやすい繊細な面があります。緊張などは伝わりやすいので深く呼吸するように心がけましょう。飼い主さんの心身が健やかで安定していることも自律神経を整えるポイントとなります。

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まとめ

今回は犬の自律神経についてご紹介しました。これに限らずですが、ストレスを取り除き、規則正しい生活と適度な運動を心がけ、心身共に健康な状態を保つことが大切です。

 


プロフィール

アキバツマコ。元保護犬のフレンチ・ブルドッグのムギ(9歳♀)を家族総出で溺愛中。これから本格的に迎えるシニア期に向けて勉強中です!

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