犬のお留守番について

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犬と共に暮らしていると、時間の長さに限らず留守番をさせることは避けられません。飼い主が不在の状況でも、ストレスやトラブルがないように過ごして欲しいですよね。また留守番に慣れている場合でも外出先では心配がつきものです。今回は安心して留守番を任せられるコツや犬の気持ちについて考えてみましょう。

 

犬にとって留守番ってどう思っているの?

犬にとって飼い主さんと離ればなれになる留守番は寂しいものです。可能な限り、留守番になる時間は少なくしてあげるのが理想です。とはいえ、仕事の都合や家庭の事情により長時間の留守番は避けられないことも多いと思います。留守番の方法も様々提案されており、どのケースが正しいものなのか一概には言えません。犬の年齢や性格を踏まえた上で出来る限りストレスにならない方法を見つけてあげましょう。

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まず短時間の留守番からトライ

留守番の習慣がついている場合、最長10時間~12時間程度の留守番が可能と言われています。とはいえ、体調を崩したり水分がなくなったりと不安材料は尽きませんし、精神的にも穏やかではありません。やみくもに長時間の留守番をさせることはやめましょう。

留守番に慣れていない場合、最初から長時間の留守番は犬にとって大きな負担になります。最初は5分、10分の短時間から徐々に始めてステップアップしてみましょう。これを繰り返すことにより、「飼い主は外出したら戻ってくるもの、飼い主さんがいなくても大丈夫」という認識に繋がっていきます。その際は慌ただしい様子にならないよう、平常心で淡々と出かけるようにしましょう。そして帰宅時も同様に過剰なアピールは避けるようにして下さい。犬の気持ちに波風を立てないようにするのもポイントです。

留守番することは、あくまで特別ではない日常的なことだと習慣づけましょう。また、留守番が上手にできるようになっても、外出前にお散歩を十分にさせてから出かけましょう刺激を与えて、身も心も満たせてあげることが大切です。

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留守番時の犬の心配行動

犬の留守番中に考えられる心配行動とはどんなものでしょうか。

むだ吠え

飼い主さんの気配が感じられなくなると延々と吠えてしまう。これは留守番の時間が犬にとって長すぎる、もしくは分離不安(※)などが考えられます。ご近所とのトラブルになりかねませんので早めに対策の処置をとりましょう。

※分離不安とは:犬が飼い主と離れることで、強い不安や恐怖を感じパニック状態に陥ってしまうこと。放っておくと重症化する場合もあり危険です。飼い主とはなれること、ひとりの時間をもつことに少しずつ慣れさせ経験を積むことで、症状を緩和することが出来ます。

いたずらや誤飲

帰宅したらトイレシートが噛み千切られていた、クッションやソファがボロボロになっていたなんて事例は良く耳にします。その程度ならまだしも、一番心配なのは誤飲です。床の上だけでなくテーブルや台所など片づけには念を入れましょう。

トイレ

トイレの失敗、食糞など。部屋の状態にもよりますが、留守番へのクレーム行為としてわざとトイレを失敗することも。大げさに驚いたり怒ったりすると、逆効果になる場合もあるので気を付けてください。

犬にとって留守番は特別なものと思っている場合、何らかの行動に出ることが多く見られます。とにかく留守番は普通のことと慣れさせることが大事になります。

 

 

留守番する時の環境別注意点

犬の性格や家庭のスタイルによって留守番の環境は様々だと思います。犬の気持ちに沿った上で、安全かつストレスのない方法を選んであげましょう。

サークルでの留守番

安全面からサークルでの留守番が推奨されることが多いと思われます。犬自身のテリトリーにベッドやトイレがあり、自由に歩くことも可能です。また、いたずらをしてしまう可能性も低いので安心。

注意点は屋根や十分な高さがないと飛び越えてしまうこと。これはケガの原因となりますので、犬のタイプに合わせて十分な高さのサークル、または屋根つきの物を選ぶことは必須です。

また夏冬は特にサークル内での温度調節を犬自身が出来るよう、保冷剤や暖房器具などを設置してあげましょう。日の当たり過ぎやエアコンの風の向きにも気を付けてください。サークルを設置する場所はリビングなど家族がくつろぐ場所が良いでしょう。

クレートでの留守番

犬によっては狭くて薄暗いクレートの中を好む場合もあります。温度管理が難しい為、短時間の留守番の時のみが良いでしょう。

フリーでの留守番

犬の性格にもよりますが、フリーな状態で留守番させている家庭もあるかと思います。大型犬と暮らしている場合は特に多いですよね。部屋の中を自由に移動出来るため、温度調節が自分で可能なのは利点です。注意点としては誤飲の恐れです。床やテーブルの上は物が残った状態にならないよう片づけてから外出してください。またゴミ箱はふた付きの物にし、犬が簡単に届かないように部屋を整えましょう。

 

 

電気は付けておくべき?

基本的に電気は不要です。暗い場合でも目は見えることと、薄暗い巣穴に住んでいた性質として重視しなくても良いでしょう。夜の帰宅になるため心配…ということであれば、犬の眠りを妨げない程度の弱い電灯にしてあげましょう。

 

留守番のお助けグッズを使ってみましょう

万全な環境を提供し、上手に留守番が出来るようになっても心配は尽きませんよね。快適な時間が過ごせるよう、お助けグッズも活用しましょう。

安息出来るベッド

留守番中は寝ている時間が多いもの。居心地が良く、安心できるベッドを用意してあげましょう。季節によって適したカバーに交換し、より気持ちよく過ごせるようにしてあげて下さい。

留守番カメラ

スマートフォンやパソコンを通じて部屋で過ごす姿をチェックすることが出来ます。室温や湿度の表示が出るタイプもあるので、夏のお留守番にはとても便利です。

特別なおもちゃやおやつ

お気に入りのおもちゃを留守番の時だけ与えるのは楽しみの一つになるので、飼い主さんが外出していても寂しさがまぎれやすくなります。またコングなどおやつを詰め込むタイプのおもちゃも夢中になれるのでお勧めです。そして誤飲の恐れがないサイズ、簡単に壊れない耐久性も重視して選びましょう。

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ペットのプロの手を借りるのもありです

やむを得ない長時間の留守番の時などはプロの手を借りるのも解決策の一つです。

犬の幼稚園・保育園

人間と同様に社会性を身に着けることが期待できます。トレーナーによる躾を受けることも可能です。

ペットシッター

環境が変わることへ抵抗がある場合、ペットシッターに来てもらうのも良いでしょう。飼い主さんが不在とは言え、普段通りのお世話をしてもらうことでストレスの軽減につながります。

ペットホテル

犬の同行不可な旅行等で一日以上家を空ける場合、ペットホテルを利用する方が多いと思います。ペットホテルのチェーンや掛かりつけの動物病院の併設などタイプは様々。最近は空港併設のホテルもあります。ペットホテルと言っても環境や料金、待遇など多様です。初めて預ける場合は口コミなど下調べをしっかりして、慎重に選びましょう。

まとめ

本来、犬は群れで行動する習性があるため、飼い主と離れて一匹になることは不安や恐怖を感じるものです。言葉を理解することが出来ないため、飼い主さんの帰宅までの時間は私たちが思うより寂しく孤独なものなのかもしれません。その気持ちを少しでも軽減してあげられるよう、外出前に十分な散歩をしたり、大好きなおもちゃを用意したり工夫しましょう。

また、留守番のトレーニングやペットホテルの利用をする場合は短時間の慣らし期間を設けてあげるようにして下さい。生活のスタイルも犬の個性も様々です。一番ストレスのない方法を見つけてあげましょう。

 


プロフィール

アキバツマコ。元保護犬のフレンチ・ブルドッグのムギ(9歳♀)を家族総出で溺愛中。これから本格的に迎えるシニア期に向けて勉強中です!

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