脳炎について(パート2)

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こんにちは。アンベルソのライターの蓮です。今回は犬の病気「脳炎」のパート2として実録版をご紹介します。

パート1はこちら >

 

はじめに

我が家で暮らしている現在10歳のトイプードル(メス)は、8歳11ヶ月の時に特発性の脳炎、肉芽腫性髄膜脳炎(GME)と診断されました。

脳炎という病気を始めて知り、同じように脳炎を患いながらも頑張っている犬がいることがわかりました。

もし、自分の犬が脳炎かもしれないと思うような症状がある場合は、即病院へ判断を仰いでください。また、病院での判断だけでは心配というばあいは、高度医療設備の紹介をしてもらってください。

では、我が家の脳炎と診断されるまでの実録です。

 

発症したときの様子

元々、3歳の頃からてんかん発作があったため臭化カリウムでの治療を行っていました。

2年前の8歳11か月の頃、何か歩き方がおかしいと感じていましたが、特に気になることはありませんでした。ところが数日後、下半身が麻痺し、動かない状態になりました。

掛かりつけの動物病院へ行き、血液検査とレントゲンを撮りましたが、ヘルニアかもしれないのでしばらく様子をみましょうということでステロイド剤の注射を投与し、しばらく様子をみることになりました。ところが下半身に全くチカラガ入らず歩くことができなくなりました。本当にヘルニアなのか?と調べても症状は、似つかわしくありません。

 

セカンドオピニオンへ行く決意

掛かりつけの病院への信頼関係は疑う余地もなかったのですが、何か様子をみている場合ではないものを感じ、セカンドオピニオンへ行きたいと訴えました。するとセカンドオピニオンへいくならば一般の動物病院ではなく高度医療施設で徹底的に調べてもらってくださいということで紹介していただき、予約を入れていただきました。緊急性を要したためその日に予約をねじ込んでもらうことができました。

 

 

高度医療施設でのMRI検査と余命宣告

その日、全身麻酔を行いMRI検査での画像診断、脳脊髄炎検査を行いました。検査結果、想像もしなかったことが起きました。

初めて聞いた病名、それが「脳炎」だったのです。脳炎にも数種類あることの説明を受けました。

まずは、脳は壊死していないとのことでしたが、脊髄のすべてが炎症を起こしているということでした。このまま脳へ炎症が広がると3週間後には命がないかもしれないという余命宣告を受けました。ただ、余命宣告はMRIでの画像診断だけの判断のため、脳脊髄炎検査を確認した後の判断となりました。

高度医療施設ではステロイド剤投与などの適切な処置をしてもらい、MRI検査のためにかけた麻酔からも目が覚めたため帰宅しました。

まさかの余命宣告で絶望感に浸っていました。

 

麻酔が覚めた後の様子

帰宅後、身体が動かない苛立ちと精神的な興奮状態でなんだか落ち着かない様子でした。

身体は不自由なのにじっと寝ることもできない分、アウアウと鳴き叫んでいました。抱っこをすると鳴き止んだため、一晩中抱っこ状態となりその日は徹夜での看病となりました。

 

高度医療施設と掛かりつけ病院への連携による今後の治療相談

翌朝には、掛かりつけの病院での今後の治療方針の打ち合わせを行いました。

治療方法は、プレドニゾロンを1日10㎎より服用し、定期的な血液検査で結果を確認した後、プレドニゾロンの量を徐々に減らしていくという方法になりました。また、症状が一段落したところに免疫抑制剤も併用して服用するということになりました。

高度医療施設での検査から日が経つにつれて下半身の麻痺は徐々に軽減され、歩けるようになり、余命宣告を受けた3週間後には歩けるようになりました。

結局のところ脳炎の種類は、症状からみて消去法でいくと、この子は肉芽腫性髄膜脳炎(GME)だと診断されました。

それから血液検査での定期検査を頻繁に行い、2回目のMRI検査を行い異常がないことを把握するまでに4か月を要しました。

MRIでの異常がないことを確認し、プレドニゾロンの服用を0にするための調整が始まり服用する必要がなくなるまで回復しました。

 

肉芽腫性髄膜脳炎の再発

プレドニゾロンの服用を止めた1週間後、身体に異常な熱、顔面麻痺を起こしていたため即、掛かりつけの病院へいきましたが、まだ、それほど症状が出ていなかったため様子をみようということになりました。

ところが、数時間後口が動かなくなり、飲食ができなくなりました。再度、掛かりつけの病院へ即受診し、再発したことが把握できました。

再発から、再度プレドニゾロンを服用し、現在でもプレドニゾロンを1日/3mgの服用はやめることができなくなりました。このとき、もしプレドニゾロンで脳炎の症状を緩和しない場合は、抗がん剤投与での切り替えをする予定でした。

 

飼主の決意

脳炎は、完治することはできず、あくまでも緩和することしかできません。しかも、再発のリスクは高く、再発すると脳に与える影響が大きく命を短くすることになります。

プレドニゾロンは命を繋ぐ薬ですが、副作用も強く影響します。

飼主としては、プレドニゾロンに負けない身体づくりを目指しています。食事は、肝臓に負担が掛からないものを利用しています。体力作りに1日40分位を週5以上は散歩へ出かけます。オメガ3が入っているサプリメントや漢方薬を利用しています。

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私の目標は日々の努力で寿命を全うさせることです。これが飼主としての使命と強く思っています。

これから3年目に突入していきますが、日々の注意を怠らず、寿命を全うさせるための努力は続けていこうと決意しています。


 

ライタープロフィール

蓮(レン)と申します。2年前までは三匹のメストイプードルと暮らしていました。9歳で糖尿病を患い、虹の橋を渡ってしまいました。現在は、11歳の腰痛持ちトイプードルと、10歳の脳炎療養中トイプードルと暮らしています。日々の暮らしの中で、我が家のトイプードルたちと楽しく暮らせるよう飼主として精進しています。

 

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アンベルソ
犬の日本製ラグジュアリーベッド
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