シニア犬のベッド選び

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今月よりコラムを担当します佐藤香織です。今回は「シニア犬のベッド選び」についてご紹介させて頂きます。


はじめに

犬がシニア期を迎えると一日中横になって寝ていることが多くみえてきます。ゆっくりと安心して眠れる寝床を用意してあげたいところですが、犬用ベッドにはタイプ、素材、デザインが多彩にあり、どのようなものをを選べばいいのか迷ってしまいますね。ではシニア犬の睡眠と、どのようなベッドがシニア犬に適しているのかを考えてみましょう。


シニア犬の睡眠について

個体差はありますが、一般的にトイプードルやミニチュアダックス、柴犬などの中型犬の年齢で6~7歳頃(人間の40歳くらい)からをシニア、11歳以上(人間の60歳くらい)から高齢犬といわれ、ラブラドールレトリーバーや秋田犬などの大型犬では5歳頃からシニア、8歳頃から高齢犬といわれています。

犬がシニア期を迎えると、若い成犬期よりも一日の合計睡眠時間が徐々に長くなっていきます。犬は眠る、もしくは動かずじっとしていることで身体を休めて、体力や免疫力、抗体力を維持して次の行動(身の危険など)に備えていると考えられており、シニア犬の睡眠時間が長くなるのは老いによる身体の衰えにより、若い時期よりも次の行動までに必要な休養が長くなるからと考えられます。他にも、代謝やホルモン分泌の問題や、不調や痛みが関連することもあります。

犬はもともと眠りが浅いレム睡眠が主で、眠る体勢で目をつむっていても深く眠っていることはほとんどないようです。その中でどのくらいの時間が熟睡しているノンレム睡眠なのかは不明ですが、一般的にシニア犬に必要な一日の合計睡眠時間は15時間以上といわれています。犬も人と同じく、日常的に充分な睡眠時間が確保できない場合はそれがストレスになり、心と身体の健康に影響を及ぼすことも少なくないようです。

シニア期から更に高齢期を迎えると、徐々に足や腰の筋力が弱っていき、自力で歩くことが困難になっていきます。将来的には寝たきりになる可能性もあることを考慮して、愛犬の年齢時期に合った快適な寝床を整えてあげましょう

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ベッドの重要性について

犬はシニア期を境に著しく老いがみえてきます。肌の乾燥が進み、体組織細胞は弾力を失い、白髪が生えて被毛が薄くなり、筋肉も細くなり徐々に衰えを増していきますので、床やクッション性がないタオルの上などで寝ていると起き上がることが困難になったり、関節を痛めてしまう心配があります。

老いが進んでいく犬の身体に無理をかけないように、その犬の年齢期や状態に合う、適切なクッション性がある犬用のベッドで寝床を作ってあげることで快適な睡眠と休息が期待でき、関節などの痛みを和らげることができます。また、眠る体勢時の内臓の圧迫と血流の妨げを軽減できます。

特になんらかの病気や関節の痛みがあるシニア犬は横になっていることが多いため、床ずれができてしまうことも大きな心配のひとつですね。

次に犬用ベッドを選ぶ時のポイントをご紹介しますので、ぜひ愛犬のベッド選びの参考にしてください。

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シニア犬のベッド選びのポイント

シニア犬のベッドを選ぶ時の重要なポイントは3つあり、それぞれのポイントについて説明していきます。

(1)機能性

適切な通気性とクッション性があることが重要です。
通気性が良いことで蒸れによる皮膚疾患や、ダニやカビの繁殖を予防することができます。クッション性が適切であることで寝返りのしやすさや立ち上がりやすさを保てますが、柔らかくフカフカすぎると足がとられて立ち上がりづらかったり、身体が沈みすぎて自由に動きづらいこともあるようです。また、沈みが少なく硬すぎると、体圧がかかりやすいところの皮膚が硬くなったり、床ずれができやすくなりますので、柔らかすぎず硬すぎないものを選ぶことをおすすめします。

 

(2)品質

価格の問題ではなく品質で、長く使える丈夫な作りであることが望ましいです。中身に使われる綿やマットが潰れにくく、変形しずらい、型崩れしにくいものを選びましょう。また、縫製がしっかりしていて破れにくいことも重要なポイントになります。

 

(3)衛生面

日常的に使用するベッドはダニやカビの繁殖が気になるところです。カバーの取り外し(取替え)ができるもの、中のマットやクッションが丸洗いできるもの、洗った後に乾きやすいものであると清潔に保てて管理もしやすいです。

 

他にも素材やデザイン、ライフスタイルに合うものなど、住環境や飼育環境に応じた細やかな基準があると思いますが、この3つのポイントは総合的に必須の基準として参考にしてください。

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写真: トイプードル(11歳):「ロイヤルベッド」、「ベッドカバー(エヴァン)」、「専用まくら


 まとめ

人と同じく犬も歳を重ねて老いていきます。そのスピードは人よりも遥かに早いもので、私たちの年齢を十数年で追い越してしまいます。犬は歳を重ねるほどに快適な睡眠や、安心して休息ができる環境が必要になっていきます。ベッドで気持ちよさそうに寝ている愛犬の姿を想像しながら、ベッド選びのポイントを参考に機能的で最適なベッドを選んであげてくださいね。

レオン7歳

 

 


プロフィール

佐藤香織

2004年~2017年8月までミニチュアダックスフント専門のブリーダーとして貴重な血統を繋ぐための最低限のブリーディングを担い、公的な資格はありませんが、多数の犬の飼育に必要な生態学や心理学を書籍やベテランのブリーダー、実際の犬たちと共に学んできました。現在は10頭のミニチュアダックスフントと保護猫6匹を飼育しながらペットに関する記事を主とするライター業と、ペット飼育に関するペットライフアドバイザーとして活動しています。JKC認定資格 愛犬飼育管理士 保有

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