シニア期のサインと快適な過ごし方

コメントはまだありません

はじめまして! アンベルソにてコラムを書かせて頂きますアキバツマコです。フレンチ・ブルドッグのムギ(9歳♀)と暮らしています。

今回はワンちゃんと暮らすにあたって大事なお話「シニア期のサインと快適な過ごし方」についてご紹介させて頂きます。


シニア期っていつから?

一般的に7歳からシニア世代と言われています。そして小型犬~中型犬~大型犬~超大型犬と犬種やサイズによってシニア期に入る年齢も変わっていきます。

dogage

小型犬・中型犬の場合

小型犬・中型犬は大人になってからの成長のスピードは緩やかです。7歳前後でシニア期に突入し、12歳になる頃には人間ですと70歳前後の高齢となります。

大型犬の場合

先に述べた小型犬・中型犬と異なり大人になると成長スピードが加速します。したがって5歳を過ぎたらシニア期、8歳には高齢となる為、早めのケアが必要になります。


人間だけの問題ではない?ペットの高齢化とは

近年、ペットの高齢化が更に進んでいると言われています。一般的にシニアと言われている7歳以上の犬が全体の55.3%、猫が47.4%を占めています。そして老齢と言われる10歳以上の犬は29.3%、猫が31%をも占めている現状。

高齢化の背景としては「飼育の向上」があげられ、栄養バランスの取れたペットフードの普及が健康に大きく貢献しているように思われます。また「動物医療の進化」や室内飼いの増加など「環境の改善」も大きく影響しているでしょう。

私たち飼い主もシニア犬のケアについて意識を高めることが必要となりますね。

※出所:ペットフード工業会「第15回(平成20年度) 全国犬猫飼育率調査結果」 

mugi03


シニア犬のサイン

毎日一緒に過ごす飼い主さんは変化に気づきづらい場合も。犬の老化現象は様々なところに現れます。毎日よく観察してあげましょう。

見た目の変化

・白髪が増えた

・毛が薄くなる、艶がなくなる

・口臭が強くなる

・目が白く濁って見える

・皮がたるんできた

・お尻から太ももの筋肉が落ちた

・イボやしこりができた

行動・心の変化

・あまり遊ばなくなった

・他の犬に興味を示さなくなった

・感情の起伏が激しくなった

・疲れやすく元気がない

・名前を呼んでも反応しない

・トイレの失敗が多くなる

・寒さに弱くなった

食事の変化

・食欲が落ちた

・異常に食べるようになった

・食べ物の好みが変わった

・水を飲まなくなる

・異常に水を飲みすぎる

歩行の変化

・散歩に行きたがらない、散歩の途中で歩かなくなる

・歩くスピードが遅くなった

・階段を避けるようになった

・脚を引きずるようになった

・物によくぶつかる、障害物を避けることができない

・狭いところから出られなくなる

・スムーズに立ち上がれない

睡眠の変化

・寝ている時間が長くなる

・昼夜が逆転している

・夜に鳴く

・夜の睡眠時間が極端に短い

以上のような変化が多く見られたら早めに獣医さんにご相談下さい。些細な変化も見逃さない事が病気の早期発見に繋がります。

mugi02


シニア犬との快適な過ごし方

高齢者が住む家がバリアフリー化するようにシニア犬のサインを感じたら安心して過ごせるよう環境を整えてあげることが必要となります。今まで出来た事を失敗すると悲しく不安な気持ちになり、老化を加速させてしまう事もあります。想定内の失敗や危険を回避出来るように生活の仕方を工夫しましょう。

安全性

・床には滑り止めシート等を敷く

・階段は極力使用させないようにする

・階段を昇降させる場合は滑り止めのシートを敷いて転倒防止に努めましょう

・お部屋の段差にはスロープやステップ(階段)を用意し、段差を最小限にする

・家具などの角には緩衝材やタオルを巻く

・電源コードは隠すようにする

・ソファやベッド、家具の間など隙間を作らないようにする

長年住んだ家でも足腰が弱く視力の低下したシニア犬にとっては思わぬ場所に危険が潜んでいることがあります。家の中で移動する箇所に障害物等ないか再度チェックしてみて下さい。

特に壁や角となる箇所にはウレタン素材の緩衝材など衝撃を受け止めるような物でケガをしないよう配慮しましょう。柱や椅子など目が見えていた時にはよけられていたものでも、視力の低下とともに大きな障害物となり危険ですので気を付けてあげて下さい。

快適性

・お水は飲みやすい場所、高さに設定

・トイレは段差や障害物の無い行きやすい場所に設置

・適切な温度や湿度のキープ

・光の調整

・居心地の良い寝床の確保

シニア犬にとって家族と過ごす時間は若い頃に比べて、心のよりどころとなる大切なものとなります。中でも家族の存在を感じられるリビングは安心して過ごせる最適な場所です。犬の気持ちに寄り添った空間を作るよう心がけましょう。

加齢に伴って温度変化に順応する力が低下する為、今まで以上に様子を観察して適温になるよう調整してあげて下さい。冷房を使用する季節は風が直接当たらないようにベッドの位置には注意が必要です。

そして睡眠時間が大幅に増えるシニア犬にとって適切なベッド選びも大事。やわらかいフワフワしたベッドは移動しづらく、足腰に負担をかけてしまう場合があります。体圧分散に優れた高反発ベッドが寝返りを打ちやすく、体に負担がかかりにくいのでおすすめします。また粗相をしてしまう事も多くなるので掃除洗濯がしやすく清潔を保てる物が良いでしょう。温度管理がしやすいように夏用と冬用でカバーを変えることも必要です。健康状態や体重・体格を考慮したベッドを選びましょう。

娯楽性

・たくさん話しかける

・無理をしない程度に散歩をする

・花や土のにおいで嗅覚を刺激させる

・知育玩具などを使ったゲームや遊び

・日光浴をする

・新しい事、新しい場所にも挑戦してみる

心配だからといって過保護なのも良くありません。例えば散歩に行きたがらないからといって止めてしまうと筋力の低下や肥満、またストレスを招いてしまう事も。足腰に負担のかからないコースを犬のペースに合わせて歩きましょう。歩くことが困難な場合はカートなどで移動するだけでも刺激になります。外で日向ぼっこをすることも免疫力が高まり、昼夜逆転の軽減が期待できます。

また、シニアになるとどうしても寝ている時間が多くなります。起きている時はたくさん話しかけてコミュニケーションをはかりましょう。触れ合いは最高のケアとも言われています。ドッグマッサージなど身体に触れてあげるのもお互いの安心感につながり、穏やかな気持ちに導いてくれます。

高年期に入ると日常生活に支障が出てしまうのは避けられないこと。出来ていたことを失敗してしまうと沈んだ気持ちになるのは犬も人間も同じです。でも、あきらめずに「おすわり」や「お手」に挑戦したり、出来なくても頑張ったことを褒めてあげましょう。叱ったり罰を与えるなどの対応は症状を悪化させてしまうケースもありますので絶対に避けて下さい。

mugi04


不安から生じる行動の変化とは

分離不安という症状をご存知でしょうか。飼い主さんが周囲にいなくなると極端に不安な気持ちが高まり、今までのように留守番が出来なくなったり、飼い主さんから少しも離れることが出来なくなってしまうものです。原因は生活の変化や災害に遭い心的ストレスを大きく受けたなど様々。加齢に伴い状況に臨機応変な対応が出来なくなってしまうことは意外に多い事例です。

少しでもその兆候があった時は留守番中の不安が軽減できるよう、犬にとって安心できる場所を確保してあげたり、気がまぎれるようテレビやラジオなど音声を流しっぱなしにするといった環境改善や留守番前に散歩に行ったり十分に遊んで気持ちを満たしてあげるなどがあります。留守番中の粗相やいたずらへの叱咤は不安をあおる原因になりますので絶対にやめましょう。また、飼い主さんだけで抱え込まずに獣医師やペットシッターなど専門家を頼るのも手段のひとつです。深刻化する前に積極的に相談してみて下さい。

mugi05


絆が深まるシニア期

加齢や老いの言葉からはマイナスイメージを持たれる方が多いと思われます。でも長年共に過ごした犬と飼い主さんの間には深い家族の絆が築かれているでしょう。ゆったりとした気持ちでお互いの心を読み取れるのもシニア期だからこそ。家族にとってベストな環境を見つけ出し、ストレスのない安心した日々を送るよう努めましょう。

mugi01


プロフィール

アキバツマコ。元保護犬のフレンチ・ブルドッグのムギ(9歳♀)を家族総出で溺愛中。これから本格的に迎えるシニア期に向けて勉強中です!

logo_ANBERSO(R)_blog
アンベルソ
犬の日本製ラグジュアリーベッド
http://www.anberso.com/
0120-971-710

SNS-Instagram-1SNS-LINE-1SNS-Facebook-1

犬用品の人気ブログランキングに参加しています。

ポチッと、バナークリックして頂けると嬉しいですわんわん 応援よろしくお願いしますしっぽフリフリ

BLOG-ranking_banner2BLOG-ranking_banner1